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TITLE : 『頭でっかち』と思うことの誤解

「心でっかち」というのは、「頭でっかち」という言葉をもとにして筆者がつくった言葉です。「頭でっかち」というのは、だれでも知っているように、知識や理屈ばかりで行動が伴っていない状態を指す言葉です。つまり、具体的な経験(身体)と、抽象的な現実理解(頭)とのあいだのバランスがとれておらず、「現実を無視した理論」だけで現実を理解しようとする人が、頭でっかちな人です。現場を知らずに理論を振りまわす学者先生というのが、頭でっかちな人の典型的なイメージでしょう。

心でっかちな日本人―集団主義文化という幻想
心でっかちな日本人―集団主義文化という幻想
山岸 俊男
浮き足立ち症候群―危機の正体21
浮き足立ち症候群―危機の正体21
加藤 秀樹

家庭で、学校で、会社で、そして国や地方自治体で、もう10年以上もの間、日本中が危機だ、破綻だ、改革だと浮き足立っているのではないか。それがこの本の問題意識だ。今書店にいる方は回りを見わたしてみてください。きっと本のタイトルや帯に「危機」だとか「破局」だとか「負け組にならないためには」といった言葉があふれていると思う。学級崩壊、家庭の崩壊、コミュニティの崩壊などの言葉も当たり前のように使われている。
 あまりにも日常的に言っているものだから麻痺しているきらいはあるが、それでもこれだけいたるところで「キキだキキだ」と言われると、やはり、おいてけぼりをくわないよう何かしないといけないと思ってしまう。しかしそうやって浮き足立ってしまうと、実は何が問題で、それをどうしなければいけないのかが分からなくなる。問いも答えも両方が間違ってしまうかもしれない。それこそ本当の危機ではないのか。そこをよく考えてみようというのがこの本の趣旨なのです。
——加藤秀樹「前書き」より抜粋


頭でっかちという言葉がある。
それは理論ばかり振りかざして、現場に根ざしていないことを指す。

これまた不思議な話で僕のブログを読んでいる人から
随分と頭でっかちなブログだ、と言われることがある。

よく学者にありがちなことで、
理論ばかり振りかざして、現場を知らない・・・と言った下りで
話をする人は大体、理論が持つ合理性を知らないことが多い。
そしてまた、学者の仕事は理論を構築することであることも知らない。

だから、それはサラリーマンに対して、教授たちが
『あいつらは働いてばかりで一冊も本を書いていない。
 なんて頭足らずのやつなんだ』と言っているようなものと同じだ。

個人的には政治家や教授、医師といった社会的に認められた人間には
人々は嫉妬からか反抗的な態度を取ることがある。

『医者に殺されてたまるか』といったような本が売れるのは
大衆が権力に対する羨望、嫉妬が原因である。

だから、ブログや本でカターイことを言っているからといって
その人自身が頭でっかちな人間とは限らない。
むしろ、『頭でっかちだよね』と言う人に限って
カターイ内容の文章が書けないのだ。

大学で教授法においては古くさいことを教えている事例は多々あるが、
じゃあ、歴史の先生が歴史を作るかと言ったらそうではなく、
歴史を紡ぐことによって、歴史を教育することが仕事なのである。

大学の教授の仕事は
1,大学のマネージャー
2,研究者
3,教師 としての三つの側面がある。

その三つのバランスで何が突出しているかを
判断して教わらなくてはならない。

だから、この三つのバランスを見誤ると
教授を軽視してみてしまう傾向がある。
大体、アカデミックを軽視する人間は
バランスを見誤りアカデミックに耳をふさいでしまうことが多い。

つまり、頭でっかちだ、頭でっかちだ、と浮足立っているのは
結局、知識があるにせよ、ないにせよ、
現場で仕事ができていないわけであって、
結論、当事者自身が価値ある仕事をするために
何を利用するか否かに関わってくる。

大衆が権力、権威へ対して、
『頭でっかちだ』と批判するのは羨望、嫉妬でしかない。
posted by Kohei Ishikawa  [ 組織心理学 ]  comments(0) trackbacks(0)

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